ネスカフェゴールドブレンドは、産地にこだわった豆から生まれる、新しい味わいをお届けする「ネスカフェ ゴールドブレンド オリジン」シリーズが新登場し、「コロンビアブレンド」と「ホンジュラスブレンド」が2022年3月から発売されています。コロンビアはコーヒー豆生産地として有名ですが、ホンジュラスのコーヒーとはピンとくる方は少ないかと思います。それぞれの生産地のことと、実際に飲んでみて、味の特徴を見ていきたいと思います
ホンジュラスと言う国とコーヒー
ホンジュラスは 中央アメリカ中部に位置する共和制国家です 。
ホンジュラスは日本の3分の1ほどの国土を持ち、人口は910万人。
ホンジュラス西部にはコパン遺跡があり、ホンジュラスのマヤ文明遺跡の代表であり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。西暦5世紀から9世紀にかけての王国の首都にあたるのがコパン。太陽の王国と呼ばれ、300~900年代の石の彫刻などが多々残され古代文明のある国です。
実は、コーヒー生産量は年間約6万トンというコーヒー豆が生産されています。ホンジュラスは品質の高いアラビカ種で、栽培環境は国土の8割近くが山岳地帯の温暖な気候で生育されています。
コロンビアとコーヒー
コロンビアは、世界第三位のコーヒー豆の生産量を誇ります。
コロンビアの全体の1/4である300万人以上がコーヒー関連の仕事についているほどのコーヒー大国です。
コロンビアのコーヒーは1730年~32年頃に、キリスト教の修道院で植えられたコーヒーの木が起源で、コーヒー豆の栽培が始まったと言われています。
アンデス山脈による寒暖差と降雨量の多い、コーヒー栽培に適した自然環境によって生育されています。
コロンビアコーヒーは南国っぽいフルーティーな香りで、豊かな甘みと癖の少ない強い苦味が特徴的です。ブレンドのベースとして用いられる事も多く人気があります。
飲み比べ筆者の感想
飲み比べましたが、率直にコロンビアブレンドが飲みやすいです、コロンビアの苦みの強さは程よく抑えられ、酸味とコクのバランスも良いです
普段飲んでいるゴールドブレンドに比べるとライトな口当たりでさっぱりした印象ですが、ライト過ぎないバランスが特徴です。
一方でホンジュラスブレンドはしっかりとしたコクとキレのある酸味が際立っていてゴールドブレンドのコク深めよりややマイルドな味です、特徴としてはしっかりしたコクに程よい酸味とキレのある苦味のバランスです。
ゴールドブレンドを基準にするならコク苦み重視はホンジュラスブレンド。コク、苦みに偏りが少ないバランス重視はコロンビアブレンドと言った感じです。
お読みいただきありがとうございました、この2種類を飲んでみようと思われている方の参考になれば幸いです。
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