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現代社会に必須本。読んで損なしの、考え方が学べるおすすめ本

読んでなるほどと思える考え方が学べる本を紹介したいと思います。読書では目からうろこのように自分では思いつかない考え方や言葉を知り、気持ちが楽になったり悩みの問題解決の一助になる事がありますよね。

現代社会を生きる知恵としての為になる厳選本の内容を少し解説しながらみていきたいと思います。

1%の努力 ひろゆき (西村 博之)

ほとんどの人が努力って必須と思い込んでいると思います。だから1%の努力ってマイノリティ過ぎる考え方だと思ってしまいがちですが、完全に論破される内容です。なるほどと感心させられる内容の連続でした。

※ただ努力を完全否定するような内容ではありません。努力に対しての考え方や価値観について学べる本です。


・「エジソンへの誤解」

この本の冒頭序文の「エジソンへの誤解」に書かれている内容です

「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だ。 これの真意をみんな誤解している。 本当は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということを言った現実的な言葉だ。

1%の努力 ひろゆき

この内容は、ひらめきで思いついたこと、つまり目標を作ることが最優先で、それに向かって努力を積み重ねることが重要と言うことです。

「99%の努力」の部分が努力すれば何とかなると言う落とし穴になっていることにこの本に出会わなければ気付かなかっただろうと思います。


・「人類の努力は、ほぼ無意味だ」

ひろゆきさんのおすすめする本で『銃・病原菌・鉄』(草思社)と言う本があります。内容は

「ヨーロッパやアメリカの白人が世界を席巻したのはなぜなのか?」

という問いに証拠を交えながら答えを出していく本ですが、ひろゆきさんがこの本の内容から導きだした答えが「人類の努力は、ほぼ無意味だ」と言うことです。具体的には「環境」及び「遺伝」がおおきく影響すると言う話です。なんとかなると信じて努力し続けている人で結果が出ない人におすすめの内容です。


・エッグスタンドのある家

「エッグスタンドのある家」では卵を置くだけの食器がある事を知り、そんなものを買う余裕のある家があることで、比較対象ができてしまったと言う話で、そんな比較対象が現れたときの捉え方について教えてくれる内容です。

なにかにつけて人生は比較対象を目の当たりにし、自分が劣っているとか嘆いては、マウントをとろうと頑張ってみたりして、苦しむ羽目になりがちですが、ひろゆきさんは「比較対象」なんてないほうが幸せなんじゃないかと考えます。そして

エッグスタンドなんて、いらなくない?

この言葉で価値観を覆されます。羨む気持ちになった時、そのものの価値と向き合って、エッグスタンドと同等の価値だと思えたものは〇〇なんていらなくない?と割り切ることでラクになると言うことです。

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 著者 荻野 弘之.

エピクテトスとは紀元55年ごろ〜135年ごろ。かの有名なソクラテスより後の世代であり、且つ「自省録」で有名なマルクスアウレリウスより前の時代を生きた、奴隷出身のストア派のギリシア人哲学者です。

この本はエピクテトスの考えを要約した「提要」の中からいくつかをとりあげ漫画と解説の両方で紹介されている為すごく読みやすくなっています。

そして提要については多くの哲学者にも読まれ、ニーチェ、ゲーテ、アドラーの提唱する内容もこの提要の内容が影響を与えているのではないかと思えるような共通する部分もあります。

エピクテトスが考えるのは自由を手に入れて、自由人になって幸せになることです。そしてその為には禁欲が必要であり、欲望をコントロールすることである、そして続けてこの本の代名詞とも言える言葉があります。

「我々次第であるもの」と「我々次第でないもの」

この境界を正確に見極めることが重要であり、「我々次第でないもの」に欲望を向けてはならないと言います。※(以下詳しくは本書で確認ください)

事の判断軸をまずはこの2択で考えることで、自然と消去法のように方向性が決まります、シンプルで即実践できる考え方です。

過去や未来を憂う気持ちや、人との関わり方などの不安や悩みへの対処法としての考え方は、およそ2000年も前に提唱されてたんだと感じました。それが今になって注目されるのには、現代社会にとって必然と言えるのではないでしょうか。全項目に漫画と解説がセットになっていて理解し易く、世代間も問いません。

受講しておいて損はない「人生の授業」です。

座右のゲーテ〜壁に突き当たったとき開く本 斉藤孝

この本はドイツの文豪ゲーテの言葉を斉藤孝さんが解説をしていく内容です。

ゲーテから学ぶ格言には日常に役立つものばかりで

とても勉強になります。

・小さな対象だけを扱う

・実際に応用したものしか残らない。勉強の為の勉強はムダ

・最高を知れば自然と批判眼が身につく

座右のゲーテ〜壁に突き当たったとき開く本 斉藤孝

一部ですが、実用的なことばかりを斉藤孝さんの考えも含めた解説が、より分かりやすく理解できます

行動指針や物事の考え方のhow to を得ることができた本です

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