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ある閉ざされた雪の山荘でどんな映画

2024年1月12日に公開された映画「ある閉ざされた雪の山荘で」を鑑賞してどんな映画が、感想と共に綴っていきたいと思います。

原作は約30年程前の著者 東野圭吾さんの作品です。簡単な話の概要は

オーディションに合格した役者の見習いがペンションに集められ舞台稽古をするのだが、台本はなしで、内容は推理劇であると言うこと、そして本のタイトル通りにある閉ざされた雪の山荘と言う設定、外部と連絡が取れない状況の中で次々と仲間が殺人に遭う。各々が考えては推理をし役を演じようと努めるが、不可解な点に気づき始める
「これは芝居なのか、本当の殺人なのか」

原作と映画

原作は非常に引き込まれる内容で、最後の伏せん回収は以外な方向でした。映画では最後、原作よりかなりアレンジされていましたがそれはそれでよかったと思います。

原作を読んでいなくても楽しめる内容であり俳優も豪華若手メンバーです

原作を読んでいたから感じた事は、展開が非常に速いことです、この映画は109分なので枠内に収めるにはいろいろと端折られてアレンジするのは仕方のないことでしよう。

原作では主人公の内心を独白として推理内容の説明文があったので内容を整理しながら物語を読み進めました。映画ではこの独白部分がない為淡々と事件が起こり、伏せん部分を取り入れながらラストへ突入するというテンポの良い流れでした。

原作との違い、恋愛感情

そして原作との違いはもうひとつ、原作はこの男女7人の人間関係で恋愛感情を絡ませて話が進められていましたが、映画ではあまり恋愛感情を強く取り入れている余裕はなかったようです。

個性キャラ設定と驚愕のラスト

前述した通り、物語の進行状況の説明を込めた原作のような主人公の独白がありません。そのためこの男女7人の関係性、役者仲間でありながらライバルである関係性や会話のやりとり、など個性を引き出された俳優の演技で、驚愕ラストへ違和感なく導かれていてとてもリアリティでした。

ここまでお読みいただきありがとうございました。まだ鑑賞されてないかたの参考になれば幸いです。

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