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碁盤斬りレビューみどころと鑑賞後の感想

あらすじ

背景は江戸時代草彅剛演じる柳田格之進は、過去のある冤罪事件を期に故郷の彦根藩を追われた浪人の武士。江戸の貧乏長屋で囲碁を趣味に嗜む柳田は娘の絹と暮らしていたが、青天の霹靂に旧知の藩士からかつての冤罪事件の真相を知らされ復讐を決意する、しかし同時にある濡れ衣を着せられる…

みどころ

武士である柳田格之進はプライドが高く、嘘偽りのない実直で誠実な、よく言えば気概があり、悪く言えば堅物な人物であるが、そんな性格を軸に復讐と濡れ衣に立ち向かう姿は勇ましい

物語の起承転結の構成がしっかりできていて、前半60分程は囲碁を嗜みなながらの柳田格之進と娘の絹と平々凡々な生活が描かれて行く、起承では前述した柳田の武士としての、または人としての人格や、柳田を取り巻く登場人物の人となりが描かれ、残り60分で、徐々に転結へと盛り上がっていく。後半のワクワクとハラハラの展開は見応えあり、さらに出演者達も豪華だ。

若手俳優の2人が演じる絹(清原果耶)と弥吉(中川大志)の恋模様から人情味溢れる人間関係も詰め込まれて楽しめる内容になっている。

感想

令和で個の時代の若年層からすれば、江戸時代の舞台や人情は新鮮に感じるだろうし、時代劇でありながら老若男女楽しめる内容になっていた。

またこの作品でそれぞれの人物達に共通していたのは誰もエゴに走らない、各々が誰かの為を思いそれぞれの人生や命を懸け合っていたことが大きな感動のラストを生み出していたのだろうと思います。

この記事が碁盤斬りをご覧になられていない方の参考になれば幸いです。

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